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【新築の闇】今のマンションが高くて狭い理由と、田舎で買うと詰む「駐車場ガチャ」の正体

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こんにちは、某不動産会社の現役社員(クソひよっこ)です。

前回・前々回と「地雷土地」と「道路の罠」についてお話ししてきましたが、今回は一戸建て派の人も一度は検討するであろう「マンション」について語ろうと思います。

……ぶっちゃけ、最近のマンションって高すぎませんか?

特に田舎だと、新築マンションなんて数えるほどしか建たないし、手がけているデベロッパーも数社程度。都会から来た業者いわく、「地方でマンションやっても利益が薄くて儲からない」らしいです。

そりゃそうですよね。 建物に使うコンクリートや人件費(原価)は都会と変わらないのに、地方だと販売価格をそこまで高く設定できないからです。

じゃあ、なぜ地価(土地の値段)が上がっていない田舎で、今の新築マンションがあんなに高いのか?

理由はシンプル。 地価ではなく、ただ単純に「建築コスト(資材や人件費)」が爆上がりしているからです。

【比較】20年前の中古 vs 高騰する新築

実際、私のお客様でも新築と中古をじっくり比較して、最終的に「20年落ちの中古マンション」を購入された方がいました。金額が安いのは当然ですが、そのお客様が決断した理由は別にありました。

「新築のほうは見学に行ったら、なんだか天井が低くて圧迫感がすごかったんです……」

これ、もの凄く本質を突いています。 ビルダー(建築会社)もボランティアではないので、高騰するコストのなかで利益を出さなきゃいけません。同じ予算内でできるだけ多くの部屋を作って売ろうとしたら……「1部屋あたりの天井を低くして、階数を詰め込む」くらいしか方法がないんです。

誰も悪くない、悪いのはこの政治と経済です(笑)。 裏を返せば、20年前のマンションの方が、同じ立地でも部屋が広くて天井も高く、開放感があるケースが多々あります。

地方でマンションを買うなら絶対にハズせない「2つの大原則」

「利便性が高い」「セキュリティが万全」「災害に強い」など、マンションには一戸建てにない魅力がたくさんあります。私も年を重ねたらマンション暮らしがいいな、なんて妄想するくらいです。

ただし、一戸建てとマンションには決定的な違いがあります。

それは、「建物の管理を自分一人では決められない」ということ。 あなたが自由にできるのは、鍵がかかるお部屋の中(専有部分)だけ。廊下、エレベーター、階段、果ては窓ガラスや玄関扉の「外側」まで、すべて住民みんなの共有財産です。

それらを住民の代わりに日々清掃し、メンテナンスの提案をしてくれるのが「管理会社」ですが……ここで注意すべき地雷が「ランニングコスト」「駐車場」です。

地雷①:下がることは絶対にない「月々の固定費」

マンションには、毎月強制的に引き落とされる「管理費」と「修繕積立金」があります。 一戸建てなら「将来のために自分で貯金しておくお金」ですが、マンションは有無を言わさず徴収されます。

残念なお知らせですが、このお金が途中で安くなることは100%ありません。 むしろ、何年かに1回、ガツンと値上がりすることの方が多いです。

さらにコンクリート造のマンションは、一戸建てに比べて「固定資産税」がなかなか下がりません。 (※そのぶん、売却するときの資産価値も下がりにくいというメリットはあります!)

月々の支払いが「ローン返済 + 数万円の管理費・修繕費」になることを、購入前に絶対にシミュレーションしてください。

地雷②:田舎でこれをやられると詰む「駐車場ガチャ」

地方の車社会において、これが最も凶悪な罠です。買う前に100回くらい確認してください。

最近の新築マンションは「1部屋につき1台確保」が主流ですが、中古マンションの場合、駐車場が全員分保証されていないケースが普通にあります。

そして一番恐ろしいのが、数年に一度やってくる【全区画の大シャッフル(再抽選)】です。

「今までエントランスの目の前に停められていたのに、抽選に負けて一番遠い屋根なしの区画になった」

これくらいならまだマシです。最悪の場合、「今まで2台停めていたのに、希望者が増えたから1台分返却してください」と言われることがあります。

しかも、前のオーナーから部屋を買い取る際、「前の人が使っていた駐車場をそのまま引き継ぐ」ことは原則できません。 オーナーが変わったら、駐車場の権利はいったん管理組合に返還され、再度「抽選」になるのが基本ルールだからです。

ここで新規の希望者が一斉に参入してきたら、もう冷や汗もんです。 実はこれ、私自身が自社で取得したマンションで実際に喰らった実話です(泣)。

今回のまとめ

今回は少し長くなってしまいましたが、一戸建てとは違うマンションならではのリアル、伝わりましたでしょうか?

物件情報を見る時は、間取りや駅からの距離だけでなく、必ず以下の2点を不動産屋に突っ込んで確認してください。

  1. 管理費・修繕積立金のこれまでの値上げ履歴と、今後の改定予定
  2. 駐車場の引き継ぎルールと、過去のシャッフル(再抽選)の頻度

人任せにせず、自分の大切な資産(と愛車の居場所)は自分で守りましょう!

さて、次回は、これまた賛否両論ある「賃貸 vs 持ち家」の泥沼論争について、現役のプロ目線で終止符を打ちたいと思います!

それでは、また次の配信でお会いしましょう。 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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